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2017-01-19プロコフィエフの和声84〜バレエ「シンデレラ」第1幕第11曲「仙女のお婆さんの再現」 [音楽]




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第11曲「仙女のお婆さんの再現」(Second Appearance of Fairy Godmother)
プロコフィエフの和声外音についての考え方がよく表れている箇所を例にとってみます
(練習番号81)。
B:IでB-F-E-F(16分音符/2Vn.)これはありふれたものであり、同時に鳴るB-Cis-D-Es-E-F-
A-B(32分音符/1Vn.)
これも幾分Es音が気にはなりますがまだ想定内だと思われます。
特徴的なのはB:II7の和音の時。B-Es-D-Es(16分音符/2Vn.)に対して2ndCl.はB-D-Es-Fes
(32分音符)D-Es(16分音符)、このFes音がかなり特徴のある考え方を表している音にな
ります。つまり和声音Esに対する外音として上にFes,下にDを、普通はFであるところを
Es音を上下の半音ではさんでいるとうことになります。ジャズでは時としてアプローチ
ノートとしてこのような音使いをしますが、伴奏声部の中に密かにこのような特徴的な
音使いをプロコフィエフはしています。発想に常に凡庸さを避ける意志を感じます。

研究のための資料(22'48''〜) https://www.youtube.com/watch?v=ize83QoDSb0   



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当日告知
2017年1月19日(木)神戸Always(阪急六甲駅スグ),平野+宗竹デュオ, Open:19:00/Start:19:30〜、21:00〜、mc:¥2.000- 
2回目の共演になりました、平野+宗竹デュオ。このデュオならではのアレンジでたっぷり演奏したいと思っています。是非、遊びにきて下さい! 

1部:スタンダード(サテンドールetc.)やクラッシックの名曲(ショパンのノクターンetc.)を素材に透明な世界を目指して
2部:ガーシュイン名作集「サマータイム」「エンブレイサブルユー」等をデュオの世界観で

本番前2.jpgmunetake.jpg

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平野達也、平野達也トリオ今後の予定    

2017年1月20日(金)京都、祇園、KeyStone 「平野達也ソロジャズピアノの夜、Vol.11」21:30〜、22:30〜 テーブルチャージ¥1.000-mc:チップ制    
2017年3月11日(土)なんば、B-Roxy、20:00〜,21:30〜 P.平野達也+Vo.ki-ku 

2017年4月7日(金)八戸ノ里、蓄音機、P.平野達也、B.財盛紘 19:30〜、21:00〜 mc:¥2.000-       



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